2012年06月17日

ANH.20120617 - 友人と「ワ・ラッセ」見学

授賞式の後、青森へ。翌日、友人を案内して「ねぶたの家 ワ・ラッセ」の見学。

青森市と運営者の積極的な活動が身を結びつつあり、ねぶた祭の保存・伝承を軸に、市民や観光客が自然と集い、交流する場となって来ているように感じます。運営者の方も言われていましたが、建物が出来る前に比べて、街で人の姿を見ることが多くなりましたし、駅前に賑わいが生まれています(東京でいう賑わいとはちょっと違いますが)。今朝は、地元の小中学校音楽部によるコンサートが西の広場で行われ、多くの観客でいっぱいになっていました。

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もちろんこうした賑わいは、ねぶた自体の魅力が大きいのですが、ねぶたの展示スペースをパブリックスペースに開いたことがその一因になっているのではないかと勝手に思っています。ねぶたの展示スペースをブラックボックス化してはいけないと思うようになったきっかけは、同じような施設をいくつか見学をした際に、「市民にとって大事なものが、市民の手から離れている」「ねぶたを市民の手の中に置いておきたい」と感じたことからでした。ただ、暗闇の中でこそ映える「ねぶた」を誰でも気軽に入ってくることができるパブリックスペース、しかもできるだけ外部空間と繋がってる場に開いて、どこにいてもねぶたを感じてもらうことのできるようにすることは非常に矛盾を抱えた思いでもあったわけです。ピッチの細かいスチール製の竪格子や建物の周囲を取り巻く赤茶色の鋼板スクリーンは、開くことによって生じる光や視線の問題に対する回答だったのですが、有料ゾーンがパブリックゾーン(無料ゾーン)から覗けてしまうこと対しては、開館するまで心配の種となりました。青森市の了解をとったはいいけれども本当に理解してくれているか?建物が出来上がるにつれて、びっくりして変更を求められるのではないか?運営者から収益面で拒否反応がでるのではないか?ねぶた師の方々から外光が入ることを問題視されるのではないか?などなど。
結局、開館してからも、ねぶたミュージアムへのアプローチ途中にねぶたが格子越しに見えて覗き込んだり、跳人体験ショーが始まると館内に太鼓や鐘、笛の音が響きわたると、お祭りに行くように皆がいそいそとねぶたホールへと急いだりと、それが当然のことのように受け止められていて、そういった姿を見ると嬉しくなってしまいます。今日は、その仕掛けに自分自身がひっかかってしまい、太鼓の音と同時に、ねぶたミュージアムを素通りして、ねぶたホールへと急いでしまいました。

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1階の交流学習室とねぶたホールが連続して使えるように可動間仕切りになっていたり、2階のイベントホールでも、角部分が開閉して視覚的にねぶたホールと繋がったりと、まだ十分に生かしきれていない仕掛けもあります。うまく活用して、ねぶたの魅力を引き出してくれることを期待しています。

それにしても跳人体験ショーは迫力がありました。8月に再訪できるといいのですが。

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2012年06月16日

ANH.20120616 - 東北建築賞作品賞 授賞式

東北建築賞作品賞の授賞式が八戸グランドホテルで行われ、賞状と祝盃をいただきました。審査経過などの説明の後、表彰式。その後、各受賞作品の紹介プレゼンテーションをして終了となりました。「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は、「日常に溶け込んだ市民の憩いの場をつくること」「魅力ある展示空間をつくること」「印象的な外観をつくること」の3つを中心にプレゼンテーション。壇上にたってのプレゼンテーションというのは、どっちを向いてしゃべればいいのか、なかなか慣れませんね。


 

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2012年03月12日

ANH.20120312 - 東北建築賞作品賞 受賞

「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が第32回東北建築賞作品賞(建築学会東北支部)を受賞しました。特徴のある建物が近接するウォーターフロントでの「ねぶたの家」としてのあり方、ねぶたホールを安全に閉じた空間とするのではなく、外へ開こうとする姿勢が評価されました。詳細は建築学会東北支部HPに掲載されています。興味のある方はこちら

下記は日刊建設通信新聞のブログより抜粋。

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2012年01月01日

20120101 - あけましておめでとうございます

あけましておめでとうごあいます。今年もよろしくお願いいたします。

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2011年12月28日

ANH.20111228 - ふるさと祭り東京

2012年1月7日(土)から1月15日(日)まで、「ふるさと祭り東京」が開催され、青森ねぶたも参加することになっています。下記の日は実際にねぶた運行が予定されていますので、興味のある方はぜひご来場ください。

  • 1月11日(水) 12:40-13:10 17:30-18:00 
  • 1月12日(木) 12:40-13:10 17:30-18:00
  • 1月13日(金) 11:40-12:10 17:30-18:00
  • 1月14日(土) 13:30-14:00 17:40-18:10
  • 1月15日(日) 12:20-12:50 17:00-17:30

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2011年12月25日

20111225 - メタボリズムの未来都市展へ

遅ればせながら、「メタボリズムの未来都市展」へ。たまたま時間に余裕ができたので寄ってみたのですが、日が悪すぎました。夕日が沈む時間だったこともあって、建築に興味のない人もたくさんいて、混雑。会場をざっと見て、退散となってしまいました。もう一度ゆっくり見に行くべきか。

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2011年12月17日

20111217 - ヴァレリオ・オルジャティ展へ

東京国立近代美術館で行われている「ヴァレリオ・オルジャティ展」へ。ペルミ21世紀美術館の特異な外観が印象的ですが、展示されている9つのプロジェクトそれぞれに、最小限の建築的な操作が加えられ、その建築の本質を浮き彫りにしようとする姿勢が伺えました。ぜひ実際に行って、体験してみたい建築です。

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2011年12月11日

20111211 - ねぶた家の人々

10月21日から、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」の公式ブログが始まっています。スタッフの方が順番に「ねぶた家」で起こる出来る事を楽しく報告してくれています。イベント情報なのでも満載ですので、ぜひご来館の際はチェックをお願いします。興味のあるかたは、こちらへ。

ちなみに、12月24日、25日はサンタクロースが来館する模様。

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2011年12月04日

20111204 - 入場者30万人突破

「ねぶたの家 ワ・ラッセ」の入場者が当初予想よりも早く、30万人を突破しました。有料ゾーンのみの人数ですので、実際の来館者はそれ以上。副館長の「駅から近いため、全国各地から多くの人に来ていただいている。順調過ぎて、本当かと疑ってしまう」という言葉通り、震災の影響を受けながらもこの順調さは驚きです。建物の設計に携わったものとしては、これ以上に嬉しいことはありません。これからも工夫を重ねて、よりねぶたの魅力をアピールして欲しいものです。

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2011年12月01日

ANH.20111201 - 森村設計ブログ

設備設計をお願いした森村設計のブログで、電気設計者の視点で「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が紹介されています。ひとつの山車に使用される電球があまりに多いため、建物の中で点灯するとどれほどの明るさで見えるのか、白々しく見えてしまうのではないかなど悩みながら設計をされていた様子が伺えます。ちなみに設計の相談をさせていただいていたねぶた師の方は、初めから絶対に明るすぎることはないと、自信満々で言われていました。実際、点灯したねぶたの直下で照度を測定すると、100lx程度と予想をはるかに下回る結果となりました。さすが、ねぶた師です。また、大型調光器はランプの寿命を伸ばすためにも活用されています。ランプ交換はできないので、1年間なんとか点灯し続けなければいけないわけですから。興味のある方は、こちらへ。

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2011年11月26日

ANH.20111126 - ARCHITECTURAL REVIEW に掲載されました

ARCHITECTURAL REVIEW の EMERGING ARCHITECTURE 特集で「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が取り上げられました。表紙も「ねぶたの家 ワ・ラッセ」です。

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2011年11月25日

ANH.20111125 - AD+D AWARD FOR EMERGING ARCHITECTURE 受賞

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英国の建築雑誌「ARCHITECTURAL REVIEW」が主催する「AD+D AWARD FOR EMERGING ARCHITECTURE」で、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が HIGHLY COMMENDED 賞を受賞しました。詳しくはこちらへ。

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ANH.20111125 - PERSPECTIVE AWARDS 2011 受賞

香港の建築雑誌「PERSPECTIVE 透視」が主催する「PERSPECTIVE AWARDS 2011」で、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が INSTITUTIONAL 部門で CERTIFICATE OF EXCELLENCE 賞を受賞しました。詳しくはこちらへ。
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2011年11月12日

ANH.20111112 - チャリティーコンサート

「ねぶたの家 ワ・ラッセ」 2階イベントホールで、「東北新幹線全線開業1周年記念・東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」が12月11日、開催されます。シングライクトーキングも出演されるようです。音楽専用に設計したホールではないので、どんな音となるのか少し心配なところです。実際に聞いて、確認をしてみたいところですね。詳細はこちらへ。

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2011年11月10日

ANH.20111110 - 青森へ

震災の影響か、遅れ遅れになっていた会計検査が今週行われ、立ち会ってきました。現地調査に付き添った時にしか館内は見ることができませんでしたが、今年のねぶた祭で運行された山車に入れ替えられていて、すっかり雰囲気が変わっていました。祭りの時に見たねぶたと、館内でみるねぶたではまた違った魅力がありますね。検査途中で不謹慎ではありますが、見入ってしまいます。明日まで検査は続きますが、我々は東京へ。

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2011年11月04日

ANH.20111104 - バルセロナ街歩き

朝食後、サグラダ・ファミリアへ。1時間ぐらいと思っていたのですが、地下の展示物が思った以上に充実していて、全てを見終わったのはお昼前。残り半日、時折雨が降る中、駆け足での街歩きとなってしまいました。まだまだ見るところのある魅力的な街なので、あと一日ぐらいほしいところですね。スナップ写真をまとめてどうぞ。


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2011年11月03日

ANH.20111103 - WINNER 決定

2日間のプレゼンテーションを終え、それぞれの部門の WINNER が決定しました。「ねぶたの家 ワ・ラッセ」はどちらの部門にも選出されず。残念。予定がなくなってしまったので、天候は悪いみたいですが、明日は建築めぐりです。
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2011年11月02日

ANH.20111102 - MUSEO BLAU

休憩時間に MUSEO BLAU - EDIFICI FORUM を見学。

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会場到着。会場は、Herzog & de Meuron 設計のMUSEO BLAU - EDIFICI FORUMの横にあるコンベンションセンターです。

sANH.20111102-01.jpg  受付

受付を済ませたあと、PCの動作確認を行い、応募作品が全て展示されている会場をひとまわり。

sANH.20111102-02.jpg  パネル展示会場

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そろそろ Culture 部門のプレゼンテーションが始まります。

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2011年11月01日

ANH.20111101 - バルセロナ到着

夕方、バルセロナ到着。共同設計者のフランク・ラ・リヴィエレさんとホテルで合流し、夜のザグラダ・ファミリアを見学した後、夕食を取りながら明日の予定の確認。プレゼンテーションの合間を縫って、どのくらい街歩きができるのかが悩みどころです。

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